【SNS解析】訪日外国人の行動解析したらこうだった~千葉編~


ナイトレイの「inbound insight(インバウンドインサイト)」リサーチチームです。訪日外国人の行動解析シリーズ第三弾!千葉編です。
今回は東京ディズニーランド、東京ディズニーシーがあるディズニーリゾートを抱え、外国人観光客の多くがやってくる日本の玄関口、成田空港がある千葉県を解析してみました。

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今回も解析には、弊社ナイトレイのサービス「inbound insight」を用い、2015年8月15日~2015年9月215日に投稿されているツイートを対象としました。(ユーザー数約4,000人、データ数約20,000件)

それでは、国籍別に訪日外国人の行動傾向を見て行きたいと思います。

■中国人観光客

中国人観光客の人気施設集計ランキングを見てみると、やはり東京ディズニーランドや成田空港などメジャーな観光施設での投稿が多く見られます。しかし、実際にポイントデータを詳しく見てみると、投稿に中国人らしさが見えてきます。

女性の投稿で圧倒的に多いのは、「千葉の~で○○っていう化粧品買った!」とか、「この化粧品が欲しい!」と言ってスキンケアセットや国内メーカーの美容ローラーの写真を投稿していたり、顔をパックしている様子をアップするなど、美容品関連の投稿がとても多かったのが特徴的でした。

また、アメリカのワーナー・ブラザーズ・レコードと契約をして話題となった、日本のロックバンド「ONE OK ROCK」のLIVEは男女問わず参加している中国人も多かったため、中国人に人気のある日本のアーティストまで推測することができました。

男性の投稿に絞って見てみると、いわゆる「セルフィー」写真の投稿はほとんど無く、むしろ、「こんな日本人いた!」など日本人に対する興味がわかる投稿が多く見られました。

■台湾人観光客

台湾人の人気施設集計ランキングでは3位に「マザー牧場」がランクインしていましたが、車でしか行けない立地のため、どんなルートを辿ってきたのか調べてみました。

マザー牧場と和光市のライン

マザー牧場と和光市のライン

「inbound insight」のルート表示機能を使って調べてみると、埼玉県和光市からマザー牧場に来ていることが分かりました。あえて、観光地を避けた周遊ルートを取っている様に見えました。

他にも海ほたるや三井アウトレットモール、QVCマリンフィールド、二宮神社などに行っていることから、台湾人観光客の特徴として他の国籍の方に比べてマニアックな観光地に行く傾向があることが分かりました。

■タイ人観光客

タイ人の人気施設集計ランキングを見てみると、成田空港周辺のイトーヨーカドー成田店、公津の杜駅、成田山や酒々井プレミアム・アウトレットモールなどの投稿も多く、空港周辺での観光がある程度認知されているように思われます。
また、ららぽーとTOKYO-BAYもランクインしており、大阪編でも大型施設がランクインしていたので、タイ人の大型施設好きな傾向が見て取れました。

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筆者がららぽーとTOKYO-BAYを利用していて思うのは、外国人に対しての設備がまだ全然整っていないということです。今後、外国語対応などをより整備することができれば、二宮神社、トリップアドバイザーのテーマパーク部門で3位にランクインしている「ふなばしアンデルセン公園」に加えてららぽーとTOKYO-BAYを交えた三枚看板で船橋市観光地化プロジェクトを勧められるかもしれないと感じました。

国籍別の人気施設集計ランキングを最初の手がかりとして、外国人観光客が多く訪れる施設をみてきました。
このように「inbound insight」の強みはエリアから国籍、性別、日付、時間、ルートを絞込みながら個別に見ていく事で、外国人観光客の行動についてより詳細な情報と傾向を得ることが出来る点です。

今回も千葉県で面白い解析結果が出たので、引き続き他の都道府県も解析していきたいと思います!

株式会社ナイトレイ
inbound insight(インバウンドインサイト)」リサーチチーム
http://inbound.nightley.jp/

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