位置情報ビッグデータと解析技術を用いたソリューション提供を行う株式会社ナイトレイ(本社：東京都渋谷区南平台町15-11 代表取締役：石川豊、以下ナイトレイ、※1)と、全国の気象や統計データを集約した「エリアデータマートTORIMAKU」を運営する株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス、本社：東京都港区、代表取締役社長CEO：早川 礼、以下ONE COMPATH、※2）は、業務提携を開始しました。本提携は、自動運転車両や乗り合いタクシー、シェアサイクルなどの次世代モビリティサービスを活用するMaaSや、次世代のまちづくりを実現するスマートシティなど、地域課題解決や地域活性化のために新たな取り組みにチャレンジしている自治体や民間事業者を、データでサポートしていく取り組みです。
【業務提携概要】
提携の背景と概要
これまでナイトレイでは、位置情報ビッグデータ解析技術により地球上で刻々と変化する人々の滞在・周遊・消費・興味関心といったデータを解析し、inbound inisight等の観光分析サービスとして多くの民間事業者や自治体を支援してきました。近年ではこれらの解析データとノウハウを、地域の移動手段最適化を目指すMaaS関連プロジェクトや、次世代のまちづくりにより地域活性化を目指すスマートシティ関連プロジェクトにも活用いただく機会が増えてきました。
一方、ONE COMPATHが今年4月より本格提供を開始した「エリアデータマートTORIMAKU」は、日々刻々と変化する気象や、国勢調査、推計消費支出等の統計データを集約することで、細かい地域ごとの分析を可能とするサービスです。
この度の業務提携によって、ナイトレイが保有している「移動・滞在データ」と「エリアデータマート TORIMAKU」が持つ網羅的な「エリアデータ」を連携し、より精度の高い分析が可能となります。既に多くの地域で取り組みが始まっているMaaSやスマートシティ関連プロジェクトにおいても、地域の特徴や課題について分析・把握することで、幅広く、よりニーズに合ったサポートが可能になります。
【業務提携イメージ】
支援イメージ
１．MaaS導入プロジェクト
鉄道・交通・モビリティ・通信事業者など多様な民間企業と自治体が協力した取り組みが増加しているMaaS導入プロジェクトにおいて、地域住民向けや観光客向けの次世代のモビリティサービスを考え実行していく上で必要となる「地域の移動課題を顕在化させるデータ」を提供します。
例えば、住民移動ニーズ分析のために、「エリアデータマート TORIMAKU」が保有する町丁目、1kmメッシュ毎の75歳以上人口や、バス代やガソリンなどの推計消費支出、小売業の事業所数などの商業統計、気象情報と、ナイトレイが保有する人の移動・滞在データを組み合わせ、レポーティング提供、分析ダッシュボード提供を行っていきます。
それ以外にも、旅行者移動ニーズ分析、次世代モビリティ導入前後分析、などクライアントニーズに応じてサポートします。
２．スマートシティ関連プロジェクト
不動産・インフラ・決済・通信事業者など多様な民間企業と自治体が協力した取り組みが増加しているスマートシティ関連プロジェクトにおいて、次世代のまちづくりを考え実行していく上で必要となる「まちに関わる最新データ」を提供します。
両社保有データを活用し、ターゲット調査、地域課題分析、竣工前後分析、影響分析などのクライアントニーズに応じてデータ提供、レポーティング提供、分析ダッシュボード提供でサポートします。
「ONE COMPATH」リリース記事
https://onecompath.com/news/release/4458/
「エリアデータマート TORIMAKU」
気象や交通状況等のエリアごとに常に変化する情報や、人口統計などのジオグラフィックデータ等の各種地域環境データをアグリゲートし、各企業やDMP事業者、広告事業者に向けて最適なフォーマットとして提供するサービスです。
このデータを活用することで、地域環境変化に応じた広告配信や、企業のプライベートDMPとの連携による地域環境ごとのユーザーの行動把握なども可能となり、企業のマーケティング活動を高精度化します。
また、電子チラシサービス「Shufoo!」と連携し、気象連動広告を配信することが可能です。
※1 「株式会社ナイトレイ」会社概要
商号：株式会社ナイトレイ
代表者：代表取締役 石川豊
所在地：〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-11南平台野坂ビル4F
URL：https://nightley.jp/
※2 「株式会社ONE COMPATH」会社概要
商号：株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス）
代表者：代表取締役社長CEO：早川 礼
所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦3-19-26 トッパン芝浦ビル
※3 「エリアデータマート TORIMAKU」について
気象や交通状況等のエリアごとに常に変化する情報や、人口統計などのジオグラフィックデータ等の各種地域環境データをマピオンがアグリゲートし、各企業やDMP事業者、広告事業者に向けて最適なフォーマットとして提供します。
このデータを活用することで、地域環境変化に応じた広告配信や、企業のプライベートDMPとの連携による地域環境ごとのユーザーの行動把握なども可能となり、企業のマーケティング活動を高精度化します。
また、電子チラシサービス「Shufoo!」と連携し、気象連動広告を配信することが可能です。
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