地域の生活者・旅行者の移動/滞在傾向を読み解く地域活性化支援ソリューション「CITY INSIGHT(シティインサイト)」を提供する株式会社ナイトレイ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:石川豊、以下ナイトレイ)は、この度道路交通量データから道路の利用実態を可視化したCITY INSIGHT車両走行データ分析サービスの道路交通量データ分析ダッシュボードをリリースしました。
当社では、これまでCITY INSIGHTにて車両走行データ分析サービスとして車両走行実態データと道路交通量データを取り扱い、交通領域の企業様を中心に主に分析レポートや解析データ形式で提供して参りました。
しかし、これからは交通領域のみならず観光業や小売業など様々な業種の方にもカープローブデータの活用を推進するため、Web上でユーザー自身が手軽に操作・分析できる分析ダッシュボードを開発する運びとなりました。
本分析ダッシュボードは本年11月に開催された三菱商事が進めるスマートシティプロジェクトにおいても使われており、無料版では分析対象期間や地域を限定して提供します。
無料版の利用にあたっては事前に申し込みと審査が必要となり、12月16日より順次受付を開始します。
道路交通量データ分析ダッシュボード概要
- ・分析対象データ:約420万台のHonda車の走行データ
- ・過去データ:2016年10月~最新1ヶ月前まで対応
- ・最新データ更新頻度:1ヶ月毎
- ・平日休日分析:対応
- ・時間帯分析:対応(3時間ごとに表示、1時間単位は応相談)
- ・道路種別:一般国道、一般都道府県道、高速自動車国道、主要地方道(都道府県道)、その他の道路(市区町村道)
- 無料版は下記の通り検索対象期間と地域を限定して提供します。
-
-
- ・検索対象期間:2019年5月3日〜18日まで
- ・検索対象地域:新潟県 新潟市
【分析ダッシュボードからわかること】
- ・平日、休日別に3時間ごとの時間帯別で平均速度がわかる
- ・こまかな道路一つ一つの道路交通量がわかる
- ・日別、道路種別ごとに平均速度や渋滞が発生していると想定される箇所がわかる
※道路交通量データについて
道路ごとの平均速度から、1日の中での最大・最小差を可視化。
差が大きいほど時間帯ごとの通行量に差があると捉えられることから、地域の中でどの場所で渋滞等の交通課題が発生しているかを可視化することが可能です。
-
-
活用イメージ
・地方自治体
上記機能を使用することで、平日や休日の一般道の混雑時間帯や混雑箇所を把握し、地域の生活者の移動傾向をビッグデータで読み解くことが可能です。防災計画やまちづくり、交通計画に活用できます。・観光業/商業施設/イベント施設 等
休日に高速道路や一般道を使用して地域を訪れる旅行者の移動/滞在傾向が分析可能です。旅行者の入域経路に合わせた適切なプロモーション検討を行うことができます。また、狭域で道路選択が可能なため特定の施設周辺の道路利用実態を把握することができ、マーケティング戦略立案や施設利用者による渋滞対策等に活用できます。
無料版のお申し込み方法
STEP1:CITY INSIGHTサービスページより無料アカウント登録
STEP2:ログイン画面内のお問い合わせボタンより「車両走行データ分析ダッシュボード無料版利用希望」と入力し、送信
ナイトレイにてお問い合わせ受付後に審査を実施し、ご連絡します。
(審査前に確認のお電話を差し上げる場合があります)▼CITY INSIGHTサービスページ
https://cityinsight.nightley.jp/CITY INSIGHT車両走行データ分析サービスとは
Hondaの乗用車(全国約420万台)の走行ビッグデータを解析しデータソリューションとして提供するサービスで、自動車の視点から滞在・周遊状況の分析や可視化ができ、道路の視点からも交通量や混雑状況の分析・可視化が可能です。
コネクテッド車両の走行位置や速度などのデータはHondaにて収集/匿名加工し、提供されています。 ▼詳細は下記ニュース記事をご覧ください
「ナイトレイとHondaが協業開始 CITY INSIGHT車両走行データ分析プランをリリースし 370万台を超える自家用車データの解析に対応」
https://nightley.jp/archives/13870/ - 無料版は下記の通り検索対象期間と地域を限定して提供します。
-
▼Honda Drive Data Serviceについて
https://www.honda.co.jp/HDDS/——————————————————————
【本件に関するお問い合わせ】
担当:石川・鶴岡
dc@nightley.jp——————————————————————