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2025.10.10
お知らせ

ナイトレイとエム・データが協業開始 TVメタデータとSNS解析データを組み合わせ、人々のクチコミ等の定性情報を可視化

株式会社ナイトレイ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:石川豊、以下「ナイトレイ」)と、テレビ番組・TV-CMの放送実績データ(TVメタデータ)を提供する株式会社エム・データ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:薄井司、以下「エム・データ」)は、このたび協業を開始しました。

 

本協業の背景

現代は情報が溢れ、人々の興味・関心や行動は多様化・複雑化しています。特に、テレビ放送で話題になった情報がSNS上でどのように拡散され、それが人々の実際の行動の傾向にどう影響するのかを多角的に捉えることの重要性が高まっています。本協業により、両社の知見を組み合わせることで、情報伝播から行動変容の傾向までを一貫して可視化し、潜在ニーズの早期把握や需要予測の精度向上を実現することが期待されます。

 

両社の強み

ナイトレイの強み

ナイトレイは、人流分析サービス「CITY INSIGHT」を通じて、地域の生活者や日本人・訪日外国人旅行者の移動・滞在傾向を読み解くコンサルティングサービスを提供しており、観光・インバウンド対策、まちづくり、道路インフラ管理など様々な領域で人流データの活用を推進しています。

特にSNS解析データについては創業時より独自の技術で解析を行ってきた知見があり、現在ではXInstagramに投稿されたクチコミ情報やWeb上のレビューに加え、Web検索ワード、そしてエム・データのTVメタデータを加味した重み付けや、クロス分析・AI分析を行うことでナイトレイ独自のSNS解析データを構築し、精度の高い定性情報の把握を可能にしています。

 

エム・データの強み

エム・データは、テレビ番組やTV-CMの放送内容を詳細なテキストデータとして記録した「TVメタデータ」を生成・配信するデータプロバイダ&リサーチカンパニーです。

テレビ露出情報を漏れなく取得し、高精度なデータを放送直後にリアルタイムでの分析を可能にしており、メディア・広告業界、ネットサービス、リサーチ、流通・小売、観光、金融、行政・自治体等の各種データ分析やマーケティング利用を中心に、多岐にわたる分野で活用されています。テレビという強力かつ人々の行動や意識に深く影響を与えるメディアの情報を詳細かつ網羅的に把握・利活用できます。

 

本協業における目的と価値、両社の役割

本協業では、テレビ放送で取り上げられた特定の施設や商品、トピックが、SNS上でどのように話題になり、人々の興味関心や実際の行動の傾向(例えば観光地への訪問や商品購入など)にどう繋がっていくかを、これまで以上に詳細かつ多角的に可視化・分析することが可能になります。


具体的には、
• 多様なデータのクロス分析:SNS解析データ(X、Instagram、Googleビジネスプロフィール、Tripadvisorなど)とTVメタデータを組み合わせ、エリア内の人気施設や話題のスポット、旅行者や生活者が注目するトレンドを明確に把握します。

• 潜在ニーズの早期把握と需要予測:テレビ放送で取り上げられた情報に対するSNS上での反応や検索トレンドを加味することで、潜在的なニーズや意識変容の兆候を早期に捉え、需要予測の精度を向上させます。

• 感情分析と具体的な行動の傾向の可視化:投稿内容からの感情分析や、特定のキーワードのトレンドをTVメタデータと連動させることで、テレビ露出の影響が人々の感情や具体的な行動の傾向に与える影響を定量化します。

これにより、観光・インバウンド対策、まちづくり、企業マーケティング、戦略PRなど、様々な領域におけるデータ活用を推進し、地域活性化や事業成長を支援してまいります。

 

今後の展望

ナイトレイとエム・データは、今後も両社の知見と技術を融合し、新たな分析手法やソリューション開発を進めます。データに基づいた意思決定を支援することで、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。特に、両社で力を合わせ、メディアの影響が人々の意識と行動の傾向に与える影響をより深く解明し、データ活用の可能性を広げていくことを目指します。

 

株式会社ナイトレイについて

ナイトレイはマルチ人流データ活用を得意としており、地域の生活者や、日本人・訪日外国人旅行者の移動 / 滞在傾向を読み解くことができるコンサルティングサービス「CITY INSIGHT」や、人流データと生成 AI を組み合わせたソフトウェアサービス「CITY INSIGHT Copilot」を提供しています。CITY INSIGHTでは、ナイトレイの独自データである位置情報解析済みSNSデータを用いたクチコミ・人気施設分析のほか、車両走行データやスマホアプリ由来のGPSデータ、携帯キャリアデータ、キャッシュレス決済データ等を用いた動態分析も行なっており、観光・インバウンド対策・まちづくり・道路インフラ管理など様々な領域で人流データの活用を推進しています。

 

株式会社エム・データについて

エム・データは、テレビ番組とTV-CMの放送実績をテキスト化したデータベース「TVメタデータ」を生成しています。データ入力センターでは常時40名前後の専属スタッフが24時間365日「いつ」「どこで」「何が」「どのように」「何秒間」放送されたかを、当社オリジナルのデータ収集システムを使用しデータの生成を行なっております。TVメタデータは主に4種類に区分し、「番組データ(番組放送内容)」「②CMデータ(広告出稿内容)「アイテムデータ(番組で紹介された商品情報)」「スポットデータ(番組で紹介された店・宿・観光地等の情報)」で構成され、ローデータサービスの他に、ランキングコンテンツやダッシュボード、調査・集計・分析等のレポートサービス、分析結果を基にしたコンサルティングサービス等があります。

ウェブサイト:https://mdata.tv/

 

【本件に関するお問い合わせ】
担当:株式会社ナイトレイ 広報担当
info@nightley.jp