2016年9月1日より訪日外国人の観光行動分析ツール「inbound insight(インバウンドインサイト)」PROプランにて、「年間推移機能」を追加いたしました。
※記事中のデータはサンプルデータです。
「inbound insight(インバウンドインサイト) 」PROプランでは、Twitter、Weibo等のSNSに公開されている情報から訪日外国人観光客の投稿内容を抽出し、国籍・移動経路・人気施設などの解析結果を閲覧することができます。
今回の新機能の特徴は「都道府県」と「国籍」を基準に、直近1年間で発信されたSNS投稿件数の月別の推移から訪日外国人の動向把握ができることです。
これにより、15カ国の人々を対象として、各月ごとに各都道府県でどれだけSNS投稿量があったのかが明らかとなり、訪日外国人の各都道府県への関心度が推測できるようになりました。
【活用例】
【投稿割合(%)】
この機能は、各県ごとの全対象期間内のSNS投稿量を100%として、訪日外国人のSNS投稿数の割合を算出し、割合に色付けすることでSNS投稿数の規模を表しています。この機能の特徴は比較的SNS投稿数が少ない国籍を対象としても、投稿数を割合で評価することで、異常値を容易に認識することができます。
色の評価内容については上部にある「投稿件数」が100%に近いほど、黄色に近い色で表され、投稿数の割合が高いことを示しています。
上記の宮城県の結果に目を向けると、香港人に関しては2016年1月の投稿数の割合が最も高くなっています。また、11月と12月ではインド人とフィリピン人の投稿割合が他の月に比べて高いことがわかります。
【投稿数相対数値(10段階)】
この機能は、各県において訪日外国人のSNS投稿数を10段階で評価し、それらの評価に色付けをして表記しSNS投稿数の規模を表しています。
色の評価内容については上部にある「投稿件数」が10に近いほど、黄色に近い色で表され、投稿数の割合が高いことを示しています
上記の宮城県の結果に目を向けると、中国人、台湾人、韓国人に関しては2015年9月に多くSNS投稿していることがわかります。また、12月には、シンガポール、アメリカ、インドネシア、フィリピンと多様な国籍によるSNS投稿がされていることがわかります。
また、当社では「SNS解析データ購入プラン」として、SNS投稿データの提供もしております。今回ご紹介した「年間推移機能」により投稿数の多い月及び県が明確になることで、SNS投稿データを購入を検討する際に提供項目の決定等で有効にご活用いただけます。
【提供項目例】
投稿日時、緯度経度、日本語住所、プレイス名、ユーザID、性別、推定国籍、投稿テキスト、翻訳後投稿テキスト、投稿画像URL
「SNS解析データ購入プラン」に関するお問い合わせURL
https://inbound.nightley.jp/contact/
さらに、今後も市町村区単位での「SNS投稿年間推移機能」のリリースも予定しております。
ぜひご期待ください。
「inbound insight(インバウンドインサイト)」は日々追加機能の開発にも取り組んでおります。機能追加についてのご要望や不明な点がありましたらお問い合わせください。
【サービスURL】
「inbound insight(インバウンドインサイト)」
http://inbound.nightley.jp/